設備のショールーム

capi-ta としては、設備についても実際にこの目で見て確認しないと気が済まない。そこで、YAMAHA、TOTO、INAX、松下電工の 4 社を見学してきた。

まずは、YAMAHA から。YAMAHA のキッチンはかわいい半円形のマーブルシンクがあり、カピ妻の大のお気に入り。期待を胸にショールムの中に入ると、あれ、なんか狭いし展示が少ない？

アテンドしてくれたのは、研修生の女性。実を言うと、松下電工以外では、アテンダントはみな研修生だった。やはり、ハウスメーカーの仕様確認では、見積もりをとったりするわけではないので、まずは研修生がつくのかもしれない。

ほとんどの会社がデュポン社の人造大理石を購入してそれを成形しているのに対し、YAMAHA は自社生産しており、人造大理石に対するこだわりはかなり強いものがある。さすがに人造大理石の雰囲気は良い。しかし、人造大理石といっても所詮はプラスチックなので、本物の大理石の風合いを期待していると正直がっかりしてしまうだろう。

ヤマハでは同じ人造大理石でも、メインテナンス性などを考慮して、キッチンにはアクリル系、バスにはポリエステル系(エクラン)を使っている。

ヤマハのユニットバスは他社とは一線をかくしている感がある。正直見た目は普通なのだが、高齢者でも快適に使えるように、イスやカランの位置が高くなっていたり、床から壁に立ち上がりがあって、つなぎ目に水が流れないようになっている。さらに、床と壁のつなぎ目にはコーキング材ではないものを使って、カビなどの発生を軽減している。この辺りはカタログにも書いてあることだが、実際に見てみると、やはりよく考えられているなと実感する。

自社開発人造大理石
http://www.yamaha-living.co.jp/obsessiveness/marble/index-002.html

キッチン
http://livingmosaic.blog50.fc2.com/blog-entry-48.html
バス(エクラン)
http://livingmosaic.blog50.fc2.com/blog-entry-30.html
http://livingmosaic.blog50.fc2.com/blog-date-20080627.html

TOTO はユニットバスがとても気に入っていた。ヘーベルハウスで選べる中では、もっとも現実的でかっこいいと思う。意外にも、実際に見てものすごく感心したのは折れ戸(笑)。

パッキンを使わず直接ガラスを扉に接着しているという。凹凸が少なく汚れにくく、掃除もしやすそう。立て付けもすごくしっかりしていて、すっかり気に入ってしまった。そして、もう一つ TOTO で見ておきたかったのはトイレなのだが、トイレについては他社とまとめて後日。

INAXはさすがタイルのプロフェッショナル。ショールームのいたるところでタイルなどの自社製品をアピールしている。ショールームはとてもきれいで商品の展示も多い。気になるエコカラットのサンプルも多数あった。そしてタイル張りのユニットバスの豪華さはすばらしい。ただのユニットバスとは格が違う。まあ、値段もかなりすばらしいのだけど。(笑)

アテンダントしてくれたのは研修生ということだったが、商品知識も豊富で全く問題なかった。INAX のショールームが一番勉強になった気がする。そして、どこのだれともわからない客を車が駐車場から出て行くまで見送ってくれるのはたいしたもの。これだけでも好感度が上がってしまう。

最後は松下電工。さすが、IH ヒーター、食器洗浄乾燥機は進んでいる。少なくともヘーベルハウスでは、上面操作タイプが選べるのは松下電工だけ。ヘーベルハウスのカタログには載っていないのだけど、マーブルシンクもあり、カウンターとシンクの継ぎ目だけでなく、排水口までもが人造大理石でシームレスにつながっているものもあった。洗面台はシーラインに決めていて、水栓もシャワー付きにしようと考えていたのだが、実際に見てみると水栓が無骨な印象になってしまうので、整水タイプにすることにした。

ヘーベルハウスの Y さんによれば、実際にショールームまで足を運ぶ施主さんは意外と少ないそうだ。capi-ta 達は設備についてもショールムを回ってみたのだけど、やはりカタログだけではわからないことがたくさんある。是非、設備のショールームも見学してみることをお奨めしたい。

タグ：設備

コメント 1

エコカラットは、機能性とデザイン性の両面で、お勧めです。
by cedro888 (2008-09-14 19:13)