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引き際 [ハウスメーカーを決めるまで]

これまでおよそ2ヶ月の間、3社ともほぼ毎週末打ち合わせをしてきただけに、どう断ればいいのかまじめに困った。

まずは、セキスイハイムのKさんのところへ。

長い通勤時間をかけて通勤しても、この家に住みたいと思うようなモチベーションを持てなかったということを話したら、Kさんから「それだけですか?」と言われた(苦笑)。性能の違いだけで決められるほど差が大きくないだけに、「それだけ」の積み重ねがこれだけの違いになるってところを理解してほしい。

セキスイハイムの説得は長くなりそう…と覚悟してはいたが、一通りの説得を受けても決意が変わらないとわかるとあっさり終わってしまった。営業の K さんにしても、設計の K さんにしても決して他社批判に終始せず、自分達の商品の優位性をアピールすることに徹するところは偉いと思った。

そして、営業の K さんはその後個人情報を含んだ書類を回収にきた時も、とても紳士的で見事な引き際だった。最後にぎゅっと握手。普段営業さんはみんないい人に見えるけど、こんな時こそ本当の姿が見えるんじゃないだろうか。今回は残念ながら契約には至らなかったけど、capi-ta 達がお世話になった営業さんとしては間違いなくいちばん。

積水ハウスとの最後の打合せは、Aさんの希望で展示場ではなくショールームになった。さすが積水ハウスのショールームは外構、外壁からキッチン、バス、トイレ、カーテン、etc. とにかく種類が豊富だ。こういうものを見せられてしまうと、正直うらやましく思う。

ショールームを一通り案内してもらい、個室での説得が始まった。どうやら、積水ハウスには対ヘーベルハウスの資料があらかじめ用意されているらしい。でも、ほとんど初めからわかっていることだったので、それで決意が変わるようなものではなかった。

1つ気になったのは、断熱性能の比較だ。はっきりと覚えていないのだけど、空気層が考慮されていなかった気がする。積水ハウスは壁体内結露を防ぐため、外壁と断熱材(グラスウール)の間の空気層は外気につながっており通気している。したがって、外壁とこの空気層は断熱性にあまり寄与しないと思われる。これに対し、ヘーベルハウスの空気層は二つあり、一つは室内の石膏ボードとネオマフォームの間でおよそ 7cm にも及ぶ。これを考慮すると実際の壁の断熱性能はヘーベルハウスの方が優れているのではないだろうか。ただ、床の断熱性能に関しては積水ハウスの方が優れているのは間違いない。

結局、積水ハウスの見積もりはヘーベルハウスより高く、プランもヘーベルハウスに軍配が上がっていたので、最後はメールにてお断りした。

Kさん、Aさん、capi-ta 達の家づくりに協力していただき、本当にありがとうございました。



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