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笑えないトラブル [ヘーベルハウスを建てるまで]

ここまで、だいたい順調に進んできた工事だったが、思わず顔が引きつるようなトラブルが発生した。(泣)

問題はこれ。

DSC05231.jpg

防水シートの施工、吹付け塗装ともに完璧に仕上がっているのだが…。

ここに見えている配線は、左から照明、コンセント、そしてもうひとつ照明。
照明は「同じ物」が左右に設置される。





そう。なんと、照明の高さが左右で異なって配線されてしまったのだ。

実際に出図された図面を見てみると、確かにロッジア床面からの高さが異なって指定されている。打合せでは、同じ高さで頼んだはずなのに、どんな意図があってこんなふうになったのだろう?

早速、設計のNさんにメールを出してみた。




「こちらの記載ミスです。」

がっくし…。
今まで、何度も、何度も、なめるように図面を確認してきたにも関わらず、見落としていた自分にも、がっくし…。

ここはヘーベル板の二重壁になっており、ヘーベル板を取り外さなければ、内部にアクセスすることは全く不可能。室内だったらいくらでも修正することは可能なんだけど、ここでだけはミスが起きてほしくなかった…。

設計のNさんと工事課Tさんから提案された対処方法は、ステンレスプレートを貼り、配線を隠してライトの位置を変更する。もしくは、穴をあけ直して位置を変更する。

穴をあけ直すといっても、内部にアクセスできないのに、いったいどうやって新しい穴に電源ケーブルを通すのだろう?

よくよく話を聞いてみると、針金などを使って、電源ケーブルを新しく開けた穴から引っ張りだすことは可能だと言うのだ。しかも、その工事はそれなりに実績があるという。

しかし、すでにあけられてしまった穴はきれいに修正できるのかという心配もある。

これに関しては、割石の風合いも含めて修正可能だし、再度、吹付塗装を行っても、気になるような違和感は無いとのことだった。

「絶対大丈夫です。安心してください。」

という工事課 T さんの言葉を信じて、新しく穴をあけ直してもらうことに決定。

実際の工事は、電気やさんのTさんが担当。まず正しい位置に穴をあけ、
DSC05632.jpg

上から下がっている電源ケーブルを、被覆付きの針金で引っ掛けて、
DSC05637.jpg

上の穴から引張り出す。
DSC05638.jpg

この日はシーリングと必要なくなった穴を埋め戻して終了。
DSC05666.jpg

丁寧に養生された。
DSC05721.jpg

そして数日後、とぉ〜っても気になる仕上がりは…











DSC05973.jpg
完璧に修正されていた。(喜)

今回の主役はなんといっても、電気やさんのTさん。
すばらしい技のおかげで助かりました。(_ _)
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emorin

穴あけ間違えられるとドキドキしちゃいます。
きれいに直していただいて良かったですね。

うちも先日物干しの位置が間違っていることが判明し、
取付しなおす関係上、穴あけをすることになったんです。
きれいに直していただけそうなので安心です。
以前に穴あけミスを経験しているからか今回はあまり心配していません。
成長したのかしら、私(笑
by emorin (2009-06-28 00:11) 

capi-ta

穴の開け直しは今回が初めてでした。
以前、同じように物干の位置を間違えて穴をあけてしまったときは、躯体工事中だったせいか、ヘーベル板自体が交換されてしまいました。(太っ腹)
ヘーベルハウスのような工業化住宅でも、電気やさんのTさんのような職人技に頼るところもあるということが、新鮮でもあり驚きでもあります。(^^;;
by capi-ta (2009-06-28 10:26) 

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