SAL100M28 マクロレンズ [NEX-5]
今回選んだのは、あこがれの 100mm マクロレンズ、SAL100M28。
9枚羽根の円形絞りを持ち、とても美しいぼけを楽しめるという。
SEL18200 と同じで、NEX-5 とのバランスの悪さには思わず笑ってしまう。
E マウントレンズはシルバーなので、ボディもシルバーしかないだろと思っていたのだが、A マウントレンズを付けるとなると、ブラックも良かったかなと思う。
ズームレンズは焦点距離を変えた時にレンズの長さが変わるが、フォーカスリングを回してもレンズの長さは変わらない。それに対して単焦点レンズは、フォーカスリングを回した時にレンズの長さが変わる。それだけ光学的な設計は行いやすいし、美しいぼけあじを実現できるのだろう。
ソニーのマクロレンズは、被写体に最も近づいた時に、被写体の大きさがイメージセンサ上で同じ大きさ(等倍)で撮影できるようになっている。
実際に撮影してみると、SEL18200 とは比較にならない位、まろやかに、やさしく背景がぼける。やっぱり単焦点マクロレンズはズームレンズとは違うことを実感。
しかしながら、NEX-5 で LA-EA1 を使って A マウントレンズを使うと重大な問題があることがわかった。
E マウントレンズでは、NEX のダイアルを使って簡単に絞りを調節し、ライブビューで確認できる。ところが、A マウントレンズでは、ダイヤルを調節しても絞りが開放のままで、ライブビューで確認できないのだ。さすがにシャッターを切ると指定した絞りになって撮影されるのだが、実際にシャッターを切るまではどんな写真になるのかわからない。
モニタで見た映像と実際に撮影される写真が同じであることが、ライブビューの最大のメリットだと capi-ta は思っているのだが、LA-EA1 を使って A マウントレンズを使うと、その最大のメリットを享受できない。
いくつかのレビュー記事には確かにそのことが触れられていたが、とくに大きな問題だとは書かれていないことが驚きだ。
また、あらかじめわかっていたことだが、A マウントはボディ内手ぶれ補正、E マウントはレンズ内手ぶれ補正を採用している。したがって、NEX に A マウントレンズを装着すると、手ぶれ補正は効かない。
とくにこのマクロレンズの場合、ほんの少しでもカメラの位置が変わればピントがずれてしまうので、手持ちでの撮影は正直なところかなりシビアだ。思わず息を止めていることを忘れてしまうくらい。(笑)
ついでに触れておくと、SAL100M28 は内部にフォーカス用のモーターを持っていないので、LA-EA1 で AF は動作しない。
軽くてお手軽な三脚がほしくなってきた。(^^;;
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